2歳半の子供ですが、朝の着替えとオムツ替えを嫌がります。泣いて嫌がるような激しいイヤイヤではありませんが、着替えをさせようとすると、「きょうはこれ(自分が着ているパジャマ)をきるの。」とやんわりとイヤイヤされます。
ここで強く言うと一気に不機嫌になってしまうので、何とか着替えをしたくなるように誘導をしています。
オムツ替えの方は、本人の機嫌がよい時はすんなりとオムツをかえさせてくれてり、トイレトレーニングに挑戦してくれるのですが、嫌な時は激しくイヤイヤと抵抗をされます。
眠たくて機嫌が悪い時や、遊んでいる時に多く起こるように感じます。抵抗する時は部屋の中を走り回って、捕まらないように逃げるので、オムツ替えするだけですが非常に疲れることもあります。
上記の身の回りに関するイヤイヤ以外だと、食事の時に野菜を食べたくなくてイヤイヤする、野菜を絶対に食べないというものもあります。
野菜イヤイヤの場合は、形がわからないように細かく刻んでみたり、卵でつつんだりとぱっと見て野菜と分からないように工夫をしていますが、なかなか上手くいかずイヤイヤ発動につながっています。
先輩ママ体験談!2歳イヤイヤ!お着替えイヤイヤ!食べるのイヤイヤ!原因と対策法紹介

イヤイヤ期の子供は他人に〇〇は嫌だとか、〇〇はやりたくないということを、まだ具体的に伝えられません。
自分の気持ちを上手く言葉で言い表すことができないので、嫌だ!!と気持ちが爆発してしまうようです。
うちの子供の場合、イヤイヤの原因は以下のように考えています。朝の着替えのイヤイヤは、まだ寒いので暖かいパジャマを脱ぎたくないから。
オムツ替えのイヤイヤは、遊び等を中断されるのが嫌、寝転がって変えるのが嫌、寒いので服とオムツを脱いで裸になるのが嫌といった理由だと考えています。
あとは食事の時の野菜イヤイヤですが、これも野菜が食べたくなくて反抗しています。特に緑色の野菜は本人がそれを認識したとたん、イヤイヤスイッチが入ります。
どのイヤイヤに関しても、自分が今はそれをやりたくないとか、嫌いだから食べたくないといった、自分の意に反したことに対しての意思表示です。
朝の着替えを例に挙げます。パジャマを脱いで服に着替えるのは寒いから嫌だと伝えたいけれど、2歳の子供では自分の気持ちをまだ言葉では表現することができません。
本人はおそらく自分の中の伝えたいことと嫌だという気持ちを、「イヤ」という一言で懸命に表しているのだと思います。
子供の気持ちに耳を傾けることが対策法としてベスト?
子供のイヤイヤに対する対策策ですが、なるべく子供の気持ちを聞き出すように心掛けています。まずはなぜ嫌なのか子供の気持ちに共感します。
例えばや朝の着替えのイヤイヤに対しては、「着替えるときに寒いから、パジャマを脱ぎたくないのかな?」と、子供の気持ちを推測して、問いかけます。子供から反応があったら、「そうだね。」と一度子供の気持ちを肯定したうえで、なぜ着替えをして欲しいのかという親の気持ちを伝えます。
私は「パジャマは暖かいけど、ねんねのときの服だよ。朝起きたら、こっちの服に着替えてね。」と説明するようにしています。こうすると納得をして着替えをしてくれることが多いです。
しかしそれでもイヤイヤと反抗をするときは、「今日はお買い物に行くから、着替えをしようね。」と本人にとって楽しい情報を付け加えてみたり、服を2パターン用意して、どちらの服を着たいか本人に選んでもらうようにして、着替えたくないという気持ちを逸らすようにしています。
注意すべきこと
子供のイヤイヤが発動した時にパパママが注意しなければならないのは、子供のイヤイヤに対して過剰に怒らないことです。
これは非常に難しいことだと思います。子供が泣き叫んでイヤイヤしているときや、こちらが何を言っても全く聞かずに反抗されると、いくら自分の子供でもかなりストレスが溜まります。
ただ、子供がイヤイヤしている時に親が感情に任せて怒っても、イヤイヤが収まって大人しくなることはほぼないでしょう。
親に怒られたということへの驚きで、少しの間大人しくなるかもしれませんが、怒られたことへの恐怖、自分の中で上手く伝えられないモヤモヤは解消されないままです。
イヤイヤよりもさらに激しく泣き出すことも起こるかもしれません。何を言ってもやってもイヤイヤが収まらないときは、可能であれば子供と一旦距離を置いて、お互い気持ちを落ち着けるようにしています。
子供と離れられないような場合は、今いる場所とはなるべく違う環境へ移動をして、気持ちを切り替えるようにしています。
気持ちの切り替えも大切!
イヤイヤと激しく抵抗されると、気が滅入ったりストレスがたまってしまいます。そんな時は自分の気持ちを落ち着かせる、切り替えることができるストレス解消法を知っておくことが大切です。
甘いチョコレートを食べる、好きな曲を聞く、子供の安全を確認した上で別室へ移って少しぼーっとするなど、なるべく簡単ですぐにできるストレス解消法があると、いざといい時に実践しやすいです。
イライラした状態を続けて子供と向き合うよりも、少しの時間でも自分の気持ちを落ち着けることができれば、その後の子供への接し方も変わってくるでしょう。何より自分自身、気持ちが楽になると思います。
その場に他に子供の世話をしてくれる人がいるときは、その人に任せてその場を離れることもいいかもしれません。
子供と離れることで、自分の気持ちを切り替えることができますし、子供も別の人に遊んでもらったり、世話をしてもらうことで気持ちの切り替えができると思います。
おわりに
今のところ子供のイヤイヤが始まっても、上記のような対応をすることで自分も子供もイヤイヤを乗り越えています。しかし、上手く乗り越えたと思っても、小さなイヤイヤがあったり、同じことへの反抗が毎日起こると、さすがに疲れてきます。
さらに忙しかったり、体調が悪かったりして自分に余裕がないときは子供の気持ちに寄り添うなんてできないことの方が多いです。そんな時はサッとできるストレス解消法を実践したり、少しでも自分の時間を作り出して気持ちを落ち着かせるようにしています。
あとは子供のイヤイヤが起こっても、その場で自分も子供も終わらせること。どうしても言わなければいけない、わかって欲しいことはそのときに伝える。子供の反抗が収まったのに、イヤイヤしたことに対して後からは怒らないようにしています。
我が家はこのやり方でイヤイヤ期と向かい合っていますが、子供の性格やイヤイヤの激しさによっては上手くいかない場合もあると思います。
自分の子供の気持ちを考えること、そして自分の気持ちをどう子供に伝えてお互いの気持ちを落ち着けられるか、どうにもならなくなったときの避難方法(ストレス解消法)が用意できているかというのが、イヤイヤ期を迎えるにあたり、重要なことだと思います。
