3歳児のイヤイヤ期の原因は共通していることが多いみたいです。自分をうまく表現できないからイライラしたりと。あなたのお子様はどうでしょうか?
原因が共通していると言うことは、対策方法もある程度共通していることがわかります。本日も先輩ママさんの体験談の紹介記事です。イヤイヤ期を乗り越える方法とストレスをいかに溜めずに過ごしたのかとリアルな子育て経験を紹介してくれました。
【3歳イヤイヤ期】原因と対策法紹介
息子が3歳の時です。今、思い返しても恐怖の体験でした。息子は3年保育で、3歳から幼稚園に通い始めたのですが、最初は徐々に慣れていく・・・という事で、お昼前にお迎えに行っていたのですが、どうしてか帰りたがらず、でも、どうして帰りたくないのか、とにかく何だか物凄くぐずり・・・。
その日に限って車を修理に出していて、バスで帰宅しなければならず、無理やりバス停まで歩いていったのですが、その途中で私の手を振りほどき、泣き叫んで歩道に飛び出して、車に轢かれそうになり、今思い出しても心臓が止まりそうな思いをしました。
間一髪で大丈夫だったんですが、バスに乗ってからも泣き叫んで、本当にもう家の玄関までたどり着いた時は、足がもう震えちゃって、座り込んだまましばらく呆然として立ち上がれませんでした。一番凄かったイヤイヤ期の体験です。
うまく表現できないからイライラする
私が思う、イヤイヤ期や反抗期の原因は、先ず、自分の思っている事、伝えたい事、したい事が、100%言葉で表現できない・・・という事からきているのではないか?と思います。
ボキャブラリーの少なさゆえ、それで、モヤモヤして、イライラして、爆発してしまうのではないか?と、私は感じていました。
大人でも、意味無くイライラしてしまう事はありますから、必ずしもすべての行動の裏に理由がある訳では無いとは思うのですが、根本的にはその部分が一番の問題ではないかな・・・と思います。
自分自身、言葉の通じない外国に行って、イライラしてしまった事は多々ありますし、それで友達や夫と口論してしまう・・・という事がありましたから、それの延長線上にあるのではないか?と思う部分がありますので。
それに、言葉にできないもどかしさ・・・という事も存在しますから。
解決策は「自分が落ち着くこと」
子供のイヤイヤ期、反抗期の解決策、対処法ですが、私は先ずは、子供がイライラして爆発しているのに、自分自身が便乗しないようにする事が一番大切だと思いました。
一緒にイライラして、爆発しちゃうと、もう手の施しようが無くなりますので。先ずは、子供を落ち着かせる前に、自分自身を落ち着かせる事。
そして、少し傍観する事、放っておくことも必要だと思いました。大人でも、イライラしている時は少し放っておいて欲しいって時がありますよね?それと同じです。
少し放っておいたら、泣くだけ泣いたり、叫ぶだけ叫んだり、暴れるだけ暴れたら、ふっと気が収まる事がありますので。
あれこれと構いすぎると、余計に増長する事の方が多かったという事もありましたので。後はちょっと甘いものをあげると、落ち着く事も多かったです。
大人でも疲れている時にイライラしますし、疲れている時は甘いものを食べるとほっと一息つきますから。
感情的になってはいけない
私自身は、やはりあまり怒鳴ったりするのは、効果が無い上に、余計に反抗期を増長させてしまうのではないか?と思っていました。
怒鳴っている時点で親自身も冷静ではない訳で、そんな感情的な時に言った言葉が、子供の心にまっすぐに届くとも思えないからです。
それに、叩いたところで、イヤイヤ期や反抗期中の子供というのは、頭に血が登っている状態で、自分でもどう自分をコントロールしていいのか分からない状態ですよね?そんな時に叩かれても、何故叩かれるのか?
という冷静な判断はできないですし、痛かったという事、どうして叩かれなくちゃ行けないのか?という疑問から、親に対する憎しみだけが生まれて、状況はさらに酷くなるのではないか?と私は思いました。
とにかく、親が感情的になるのは絶対にNG行動だと思います。
ストレス発散方法
私自身が、息子がイヤイヤ期、反抗期の時にストレスを減らした方法は・・・。先ず、同じ年齢の子供を持つ、同じ悩みを持つママ友と、おしゃべりして、鬱憤を全部吐き出してしまう事でした。
だいたいにおいて、大抵の同じ年齢の子供を持つ親は、同じような体験をしていますから、「分かる!分かる!そうよねー!うちもそう!うちもそうだった!」などと話をしていると、ストレスがかなり解消されました。
自分だけじゃないんだ、みんなそうなんだと思う事で、気分が楽になったからです。
子供が幼稚園に行ってる間、はたまた、子供同士が仲良く遊んでいるのを傍目に、お茶を飲みながら、ちょっと甘いもの食べながらのママ友とのおしゃべりはストレスを軽減できました。
おわりに
現代の核家族の世の中での、専業主婦の育児って凄く大変で、凄く孤独な部分があると思うのです。大概にして夫は朝から夜まで仕事ですし、育児の愚痴のあれこれは夫に話す時間も無ければ、仕事から疲れて帰ってきた夫も聞きたいはずもありません。
実家が近ければ、実家の母に頼る事もできますが、それより、話を聞いてくれる、愚痴を共有できる、同じ環境で悩みを持つママ友とのおしゃべりが一番の解決策だと思います。
それによって自分自身に、精神的な余裕を持たせる事が、子供のイヤイヤ期や反抗期に冷静に向き合える事に繋がると私は思いました。そして、それが、イヤイヤ期、反抗期の子供への対処へも大きく影響しました。
