2歳児になってくると自我が出始め自分のやりたいことをどんどん主張してくるようになってきます。その結果、イヤイヤ期としてあなたとぶつかることが多くなってきます。
これを成長過程として受け入れることができれば良いのですが、なかなか走破できないのが子育てです。
本日はわがままになっていく子供にストレスを感じた体験談からイヤイヤ期とどうやって上手に向き合うべきか対処方法を紹介してくれました。
【2歳】イヤイヤ期と上手に向き合う対処方法とは?

2歳の息子と1駅先の駅に行くのに乗車した際のことですが、座席は全部座っている方がいて座れない状況で「座りたいー!」と言ってドアの前で大暴れして大号泣でした。
毎回、電車に乗るとこのような状況になるので事前に電車に乗る前から「先に電車に座っている人がいたら座れないから我慢しようね。
帰りの電車は空いている時間帯だから、帰りの電車で席が空いていたら座ろうか。」と説明するのですが、電車に乗ったとたん毎回「座りたいー!」と大暴れして大号泣するので電車に乗るのが憂鬱でした。
抱っこしても何をしても機嫌が直らず、静かな車内の中は息子の「いやだー座りたいー!」の大号泣と私のなだめる声で、たった一駅先の移動なのにとても長く感じました。
いつになれば息子と普通に電車に乗れるようになるのか、この状態はいつまで続くのかと途方にくれました。
やりたい意欲が上回ってしまうのが原因か?

とにかく何でも自分でやりたい、自分が思ったとおりのことができないといやなのだと思います。こちらもできるだけ子どものやりたい気持ちにこたえてあげたいですが、例えば電車の乗車マナーなどで難しい場合はそれができないので難しかったです。
自分がやりたいのに、こちらができない理由を説明しても理解するのが難しい月齢であったり、理解するよりもやりたい意欲の方が上回ってしまうのだと思います。
子どもに自我がだんだんと芽生えてきた結果がイヤイヤ期や反抗期につながるので、子どもの成長や発達としては良い傾向です。
イヤイヤ期や反抗期が毎日続くと親もしんどいですが、成長や発達には必要な過程だと思って受け止めるようにしていました。
なので、イヤイヤ期や反抗期は成長の証だと思い、むしろイヤイヤ期や反抗期が全くないよりはあった方が安心できると思って過ごしました。
気持ちを口に出すと理解してくれる?

子どもの気持ちを口に出して代弁するようにしました。例えば「電車の座席に座りたいんだよね。座って窓の景色見たかったね。」など子どもの気持ちに寄り添って、子どもに話しかけるようにしました。
その後、「でも今は先に座っている人がいて座れないから、また今度電車に乗ったときに席が空いていたら座ろうね。」と声をかけて今は理由があって座れないことを説明しました。
子どもがその状況をすぐには理解することが難しくても毎回根気強く口に出して代弁したり、説明することが大事だと思います。そのうち、徐々に子ども自身で理解できるようになります。
電車などの静かな空間での大号泣のイヤイヤ期は長時間だと周囲の方に迷惑になるので、最後の手段として子どもの気持ちが切り替わるようにラムネなどの食べるのに時間がかかるお菓子を持参して、好きなお菓子を食べて子どもの気持ちを切り替えるようにしました。
無理にイヤイヤを抑え込むのはダメ
「うるさい」「もう知らない」など子どもに大きな声で怒鳴ったり、怒ったりすることはやってはいけないと思います。あとは「そんなことをしてたら鬼が来るよ」と言って鬼など怖いアプリや怖い動画を見せてイヤイヤをおさめるのはNGです。
怒鳴ったり怒ったりしても子どもが委縮するだけで何の解決にもなりませんし、怖いアプリや怖い動画もその場では子どものイヤイヤがおさまっても根本的な理解や解決につながらないからです。
子どものイヤイヤが受け止めきれずに「じゃあ出ていく?」など自宅から出ていくことを提案してイヤイヤにこたえられないことを回避することも避けたいです。イヤイヤ期のときはゴールが見えずに辛いですが、パパやママなど親が落ち着いて行動することが大切です。
ストレスを減らすために
自身のストレスを減らすためにきちんと睡眠をとり、休息してその日の疲れはその日のうちに取ることが大切です。
夜は子どもと同じ時間帯に早めに寝て睡眠時間を確保するようにしました。甘いスイーツなどが好きなので、コンビニやスーパーで見つけた話題のスイーツや小分けになって食べやすいチョコレート菓子などを自宅に常備して、時間があるときに食べていました。
その際にお気に入りのコーヒーや紅茶なども淹れて飲んでいる時間がほっとくつろげる時間でした。おいしいものを食べたり飲んだりするとリラックスできるので、そうした時間に適度に休憩をとることができると、育児で疲れたことや辛いことがあってもまた頑張ろうと気持ちを切り替えることができました。
まとめ
子どもの気持ちを代弁して口にすると自分の気持ちも落ち着いてくるのでオススメです。子どもがイヤイヤで大号泣しているときは、こちらもずっと冷静でいるのは難しいけれど、子どもの気持ちを代弁しているとこちらも一歩引いた気持ちで落ち着いて対処することができるようになります。
子どもがイヤイヤの状況になったときの子どもへのお菓子での気持ちの切り替えはなるべくしたくないけれど、最終手段として全部やってみてダメなら、くらいの切り札としての手段としてあると公共の静かな場所などでも落ち着いて子どもと接することができます。なるべくなら口頭でイヤイヤを対処できるのがベストだとは思います。
