子育てハック

【子育て】うまくいかない悩みを育児のプロに相談

子育てはうまくいかないのが前提だと思っています。本当はこうしたい、あれしたい!しかし、実際はうまくいかないことばっかりでストレスが溜まるばかりです。挙げ句の果てに自分は子育てに向いていないのか?と自信をなくしてしまいます。

でもそうじゃありません。誰だってそうやって壁にぶつかり、悩みながら子供を育てているのです。本日は子育てのプロである、先輩ママさんもうまくいかず悩み苦しんだ体験を紹介してくれました。子育て相談としてあなたにも役立つ情報があると思います。ぜひ参考にしてください。

うまくいかない子育てを楽しく解決する方法

我が家は、男の子が一人です。もうすぐ成人になりますので、2~3歳頃は、15年以上前になります。かなり以前になりますが、ご参考になれば幸いです。

うちはもともと、親の性格および教育方針により、ほとんど躾らしい躾をしてきませんでした。

そのせいか、一次反抗期についてはあまり記憶にありません。尤も、我が家は一人っ子なので、子供にしてみればわがままOK、OKの環境でした。

兄弟がいれば、好きなことを言ったりしたりできなかったと思いますが、幸か不幸か息子は大抵は思い通りになる幼児期を過ごしました。

反抗期に限って言えば、息子は反抗する必要がなかったのではないかという気がします。

ただ、一つ非常に困ったことがあり、それは衣替えでした。息子は、冬服のもこもこジャンパーを、初夏頃まで脱ごうとしなかったのです。そのジャンパーに執着していたのではなく、薄手の服から厚手に変わる際には、同じもこもこジャンパーを嫌がるのです。

息子は元から言い出したらきかないタイプなので、ほとほと困りました。衣替えの時期になると、私は戦々恐々としていました。

意思がはっきりしてくるからこそ大変な時期

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子供にとっては、生まれてからそれまで、保護者が常に自分の世話をし、それが当たり前でした。

乳児期までは、一人で何もできなかったのですから、そういう状態でなければ、子供は生きていけません。

それが、自分の足で立って歩くことができ、少しずつできることも増えてきたら、意志ができてきます。自分の思うことを自分でやりたいという衝動が、出てくるのではないでしょうか。

とはいっても、子供は社会生活初心者、デビューしたばかりですので、当然、危険性もルールも人付き合いも全く知りません。

けれども世界は子供にとって、自分だけしか存在していないようなものです。保護者はただの世話係りかもしれません。

大人は、世界には危険があり、他者が存在し、ルールがあり、他者とのつきあいがあることを知っています。

子供にはわかるはずもない諸々があり、それを知らしめようとする大人との軋轢により、反抗期やイヤイヤ期があるのではないかと思います。

反抗期は世の中に興味関心が出てきたと喜ぶこと

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子供は年齢を重ねていく中で、当然社会生活を身につけなければなりません。親はそれがわかるから、少しでも多くの知恵を身につけさせようと頑張ってしまいます。

けれども子供に親の言葉は届きません。初めて、自分でやるという意志をもった子供には、親の言葉などただの束縛ではないでしょうか。

私は、躾は、かなり緩めたほうが良いという立場です。一つには、社会生活への適応は急がなくても、子ども自身が様々な場面に遭遇するうちに、身につくと思うのです。

親が懸命に教えて、親の期待通りに子供が理解し、身につけられるでしょうか。親の教えることを親の期待通りに実行できる子供は、内面はどういう風になっているのでしょうか。

子供が言うことをきかない時は、子供が自分なりに、世界がどういうものか試しているのだと思ってみませんか?どこまでが良くて、どこまでが良くないのか。その時の幅や範囲を、可能な範囲で広げてあげてはどうでしょう。

もう一つは、反抗期を迎えたのは、子供が世界のありかたを自分で探ろうとしているのは、それまでの育児がうまくいっていたと思ってみませんか。

幼子に限らず、人は受け入れてもらえる時、のびのびと自分の可能性を試すことができるのではないでしょうか。

子供が反抗する(世界を自分で試そうとしている)のは、自分が受け入れられ、なにかあっても守ってくれる存在があるからではないでしょうか。

実際に反抗されたら、親のストレスと怒りは頂点に達しますが、子供がどういう時期にきたのか、普段から考えてみませんか。その場になって考えても、全然間に合わないと思いますので。

禁止は枠にはまった人間になってしまう可能性も

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最も良くないのは、とにかく禁止を連発して、子供を枠にはめてしまおうとすることでしょう。

考えるまでもなく、枠にはめられた人は、伸びることができません。特に幼い頃に枠にはめられてしまうと、伸びることを知りません。

自分で自分や世界を試すことを知らずにいると、世界のことも自分のことも知らずに生きてしまうことがあるのです。

ひどいときは、自分が透明であるように感じたりします。私の場合は、人形のように部屋の隅に放られている感覚でした。存在している感覚を持てないのです。
枠にはめる行為が極端に走るのが、虐待です。

虐待をしてしまう原因には、保護者のストレスも大きく関わっています。その時は、子供にはめてしまう枠が、非常に小さくなっているのだと思います。

保護者がストレスから少しでも逃れられたら、保護者も子供も救われることでしょう。

そもそも、子供に枠をはめてしまう行為は、支配欲とも強く関連していると思います。

子供を躾ける時、あなたは自分の思い通りにならない子供に、罰を与えていませんか。あなたはどういう時に子供を叱ったり、手を出したりしているのでしょうか。

子供が自由に伸び伸びと過ごせるのは、あなたがどういう状態のときですか?子供が自由で伸び伸びしている状態がどれくらいありますか?

声を荒げたり、手を出したりした後、後悔する人は多いでしょう。普段から、子供の様子をよく見て、子供がどういう気持ち、状態なのか知るようにしませんか。

育児は本当に大変です

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育児上のストレスは、大変なものです。うまくいかないものです。社会に出て仕事をするのが大変だとよく言われます。子を持つ親、特に母親なら、「一度育児をしてみなさい。」と言いたくなりますよね。

「部下を育てるのは大変」とのたまわれたら、「人一人、成長するまで関わってごらん」と言いましょう。

ストレスを減らす一番は、辛いことを受け止めてくれる、分かち合ってくれる人を見つけることだと思います。

気軽につきあえるママ友を複数作ることが、一番いいのではないでしょうか。お互い大変な子育ての毎日、愚痴を言い合えば、かなりガス抜きができます。また頑張ろうと思えます。

昔の井戸端会議は、家庭生活をうまく回すのに、非常に機能していたことでしょう。

次に良いと思われるのは、保健婦さんや、子育て支援センターのスタッフさんに話を聞いてもらうことだと思います。話しを聞いてもらって、冷静な意見をもらえるかもしれません。

とにかく重要なのは、家のような密閉空間に子供だけといてはいけないということでしょう。少しでも外に出て、開放的な気分になりましょう。

さいごに

反抗期に限らず、育児は長期的にとらえる必要があります。学校に行くようになってから、成長してから、社会に出るようになってから、今の育児がどう影響するのか、考えていく必要があります。

今、おこなっている躾が、将来どの程度の効果があるのか。先のことはわかりませんが、今が子供の将来、幸せにどう関係するのでしょうか。

子供は今、幸せでしょうか。今の幸せが積み重なって子供の生涯が作られます。
大人がそうであるように、子供は自由で伸び伸びした空間が必要です。

自分の存在を実感できるのは、自分で世界を切り開いていっているときです。子供の場合、そこには帰っていける場所、何かあれば守り、味方になる人がいてくれる安心感が不可欠だと思います。

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大阪市のpositivepowerと申します。現在は、家庭教師派遣の仕事をしています。今回は様々な分野の情報提供を目的として、ブログを開始いたしました。このブログを通じて新たな得意分野や興味が持てる分野ができたらいいなと思っています。
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