昨年、妻の両親から土地を贈与してもらい、家を新築しました。妻の実家の敷地内に約30坪の家を新築し、生活を始めました。
もともと子どもの教育には熱心な家庭だったらしく、妻は小さな頃から色々な習い事をやっていたらしく、孫である息子にも習い事を薦めてきました。
【同居は大変か?】孫の教育にガンガン関与してくる義母エピソード

それまでは距離が離れていたこともあり、やんわり断っていたのですが、家が隣接したため、逃げようがなく、会う度に、「何か習い事をしなくていいのか?」
と言われるようになりました。
私としては、息子が自分でやりたいことを見付けて、やりたいと言ったら、やらせるつもりだったので、それまでは、しっかりと遊んでほしいと思っています。
義理の両親と上手に付き合うには?
会うたびに自分の意見とは違う助言されて、苦笑いで誤魔化すのは正直辛いです。
妻も自分の経験から、小さい頃の習い事は苦痛だったらしく、息子には同じ苦しみをして欲しくないと考えており、夫婦の意見は一致しています。
義父と義母に悪気がないのは分かりますし、土地を贈与してくれるなど何かと気を使ってもらっているとはいえ、自分の考えとは違う方針の子育てをするつもりはありません。この先も、同じように教育方針に口を出されるのかと思うと憂鬱になります。
自分たちの譲れないことは断る
妻の実家のしきたりや伝統など、共感できることは、積極的に参加したり、採り入れていき、一方で自分たちの譲れない考えややり方はきちんと説明していままで通りやっていくことにしました。
もちろん習い事に対する考え方もきちんと説明して、自分たちの方針を貫きつつ、
「もし習い事をさせる時は、良い教室など教えて下さい」
とフォローは入れました。
義父たちも私たち夫婦に対して、遠慮をする部分があったみたいで、一応は納得してもらいました。
我慢が大切か?
正直、妻の実家の色々な伝統ややり方を採り入れていったので、疑問を感じることや負担になることも多かったです。
また義父の替わりに地域の行事にも積極的に参加しましたので、より一層負担は増えました。しかし受け入れる部分と拒否する部分のメリハリを付ける必要があったので、その辺は頑張りました。
時には腹の立つこともありましたが、意思を貫く事の優先順位を付けて、順位の低いことはとにかく、グッと堪えて我慢しないといけませんでした。
時間の経過が解決?
少なくとも習い事に関しては何も言われなくなりました。
一番ストレスを感じることがなくなったので、かなり楽になりました。
それまで何となく中途半端な距離感で妻の実家や地域と付き合っていたのですが、この一件を機に、本腰を入れて向き合いました。限りなく自分たちの本音に近いところで付き合うようになりました。
面倒や負担も増えましたが、その分、気を使ってもらったり、力を貸してもらったりして得るものも多くなりました。
まとめ
一方的に自分たちの意見を主張するだけでは角が立ちます。貫くところは貫き、引けるところはとことん引くことが大切だと思います。私たちにも譲れないところはありますし、義父たちにもそれはあります。
上手く付き合っていくには、お互いが相手をリスペクトしながら、意見を擦り合わせていくしかありません。今回は私と義父、義母との間で、問題が起きたのですが、一番辛かったのは間に挟まれた妻だと思います。裁判ではないので、ハッキリ白黒つければ良いというものではなく、一番丸く収まる方法が最良なものです。
